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番組審議会リポート|
PROGRAM COUNCIL REPORT

第610回秋田放送番組審議会リポート

第610回秋田放送番組審議会が、6月29日(月)午後2時00分から秋田放送本社会議室で開かれました。合評は、テレビ番組「紫白の猛き徴~秋工ラグビー部日本一の伝統と挑戦~」«令和2年4月18日(土)14:30~》でした。全国最多優勝15回、かつて全国にその名を轟かせた古豪・秋田工業ラグビー部。戦後20年続いた常勝時代、昭和末期に再び王座に返り咲くまでの闘い、打倒秋工のうねりが県内でも高まる平成の時代など、関係者の証言を軸に構成したドキュメンタリー番組です。

委員からは、
「歴史、時代を感じさせるタイトルだ。難しい言葉だと思ったが、部歌の一部と知って納得した」
「落ち着いたトーンの番組だった」
「田村アナウンサーのナレーションは、安定感が抜群だった」
「過去の映像も織り込まれ、95年の歴史を概観できる番組だ。秋田放送の豊富なアーカイブあってこその番組だった」
「イントロダクションが丁寧で、その後の流れを飲み込みやすかった」
「表の輝かしい面だけでなく、裏の支える人の苦労などがしっかりと描かれた」
「“準優勝じゃダメなんです”という言葉が心に残った」
「単なる伝統という言葉では表せない、先輩と後輩の固い絆が見えた」
「ライバル校の内藤さんに秋田工業について語らせたことで、客観的な裏付けやリアリティが出た。いいコメントが出ていた」
「“日本の秋工”というのはいいフレーズだった。公立高校ながら、ずっと全国大会に出続けている。ラグビーの歴史と共に秋工があるといっても過言ではない」
という感想がありました。

一方で、
「イントロダクションは関係者の方が次々登場し、秋田工業をよく知らない人がそこだけ見るとモヤモヤが残る。何回も見ると研ぎ澄まされた人選とシーンだというのもわかるが」
「“生タックル”という言葉がピンとこなかった」
「30分の番組尺は、95年の実績を伝えるには短すぎたと思う」
「部員たち、指導者たちがコミュニケーションをとる場面や練習風景、試合の場面をもう少し見たかった」
「視点が“伝統”“栄光”に偏りすぎていたように思う。登場人物が年配のOBばかりで、現役の学生がほぼ出てこなかった。これから復活に向かうような明るい兆しが見えず、OBのための企画番組のようだった」
「指導者の方々を軸に進んだが、もう少し多角的にとらえることもできたのでは」
という指摘もありました。

それに対して、
「指導者たちが軸だったからこその新鮮さ、見やすさもあった。高校の部活でいい成績を“続ける”事において、とても重要な役割を果たすのが指導者だ。一番苦労するのもまた指導者である」
という意見、
また、
「藤沢ラグビースクールと秋田氏のエコーラグビースクールに交流があるという事も少し添えてほしかった」
という感想もありました。

第609回秋田放送番組審議会リポート

2020年5月25日(月)に予定されていた第609回秋田放送番組審議会は、新型コロナウイルスの拡散を防ぐために通常の開催を中止し、委員から審議対象番組に対する意見等を書面でお寄せいただく「レポート提出」の形式にて開催されました。

対象番組は「えび☆ステ 特別編」《2020年4月3日(金)19:00~》でした。9年間放送していた情報バラエティ番組「エビス堂☆金」が、社屋移転を機にセット・出演者・コーナー等をリニューアル、初回は2部構成としてゴールデン帯に特別編を放送しました。秋田放送の新キャンペーン「ACTION!」をテーマに、再開発が進む秋田駅前と、新たな取り組みや挑戦をしている人物や団体を取材した生放送番組です。ゲストは秋田に縁の深い4人、読売新聞解説委員の橋本五郎さん、タレントの壇蜜さん、生駒里奈さん、元幕内力士・豪風の押尾川親方が出演しました。

委員からは、
「スタジオは明るくきれいな色彩で、どんな出演者にもマッチしてセンスの良さが感じられた」
「盛りだくさんで楽しく、年代を問わずに楽しめる内容だった。新たな時代を迎えるにふさわしい濃厚かつ重厚な番組。新社屋移転に伴うリニューアルにふさわしい華やかさもあった」
「出演者や取材対象の選定が適切であった。うまく発言を引き出していた」
「ゲストを交えての生放送だったが、テンポよくスムーズな進行だった。ワイプで映るゲストは番組に彩りを添えつつも、表情・コメントとも自然体で調和していた」
「新社屋が立つ秋田駅前に視点を据え、その今昔も描きながら、キャンペーンテーマ『ACTION!』をうまく融合させて打ち出していた」
「登場するのは皆“ACTION!”を起こす人物、舞台はほとんどが秋田駅周辺で、番組のコンセプトが隅々まで行き渡っていた」
「知らない人、店、団体がたくさん出てきて学びになった。秋田はまだまだのびしろがあることを教えてくれた」
「秋田駅周辺に核となる会社や商業施設、テナントが集まりつつあることを番組を通じて再確認できた」
「NHK秋田局の訪問企画は画期的だった。両局の協同の可能性を感じさせた。視聴者、リスナーの絶対数を増やすことにも挑戦してもらいたい。やりとりはとても軽妙で、楽しめた。番組出演中とは違ったNHKアナウンサーのくだけた表情を見ることができたのは貴重で、それを引き出したのは酒井アナの力だが、むしろNHKにとってかなり良いPRになったのではないか。NHKの“よりみちこまち”という番組に相乗りしてはどうか。若い人たちに秋田でACTIONを起こしてもらう動機付けの機会を提供することができると思う」
「昔の秋田市の映像は貴重であった。番組のアクセントとしてよく機能していた。歴史がある秋田放送だからこその企画」
「単に昔の映像で振り返るだけではなく、映像に映っていた元運転士の方の人生模様が加えられ深みが増した。賀内アナウンサーの落ち着いた声がハマっていた。今後も県内各地を対象にして続けてほしい。また、歴史にかかわった人の人生模様も併せて紹介していただきたい」
「豪風の人となりがよく伝わった」
「生駒里奈さんがリポーターを務めていたが、生駒さんの視点や感性、体験を通した紹介が新鮮だった」
「エスツーで働くエドワードさんの“東北にはない雰囲気の会社”という言葉は、企業の魅力を磨けば人を呼び込めるということを教えてくれた。“企業”を“秋田の素材”に置き換えて、秋田の固有の魅力を磨き、発信していくことが必要なのだと感じた。これからの秋田放送に期待したい」
「やわらかく楽しい雰囲気の番組の底流には、秋田に根差した放送局として役割を果たしていこう、秋田駅周辺の再開発はもちろん、中心市街地の移り変わりを映し出し、記録していこうという気概があると感じた」
「秋田駅前という人が集まりやすい立地を活かして、公開収録の機会を増やすなど賑わい創出の工夫をお願いしたい」
「コロナウイルスの影響で駅周辺は人通りが少なく、今後どのような番組内容を企画していくのか楽しみにしている」
という感想がありました。

一方で、 「NHKの社屋内で見られないところがあったのが口惜しかった。次の機会の取材に期待したい」
という指摘もありました。